ハリネズミのおうち 飼育に必要なもの

ハリネズミ ケージ

うちのはり坊ちゃんのおうちをご紹介します。

ケージと外観

 

ハリネズミ ケージ

使用しているケージは、SANKO 『シャトルマルチ70です。

うちはハリネズミ一匹飼いですが、狭すぎることなくちょうどいいサイズかなと感じています。

幅×奥行×高さ(70×44×39.5cm)で、手で担いでみると意外と大きいケージです。

私の自家用車は日産の普通車ジュークですが、引っ越しの際にケージごと車に乗せて、助手席にギリギリ収まる程度の大きさでした。

海外の獣医学書では、最低限でも底面積60×90cmの飼育スペースが必要で、広いに越したことはないそうです。しかし、この面積は日本の住宅では、余程の広いお家ではない限り大きすぎるように感じますし、代わりにケージから出して部屋でお散歩(へやんぽ)させればいいかなぁと思います。

実際のところ、こればっかりは家の間取りや場所との相談ですね。

ケージ

 

普段は直接照明があたり過ぎないように布で覆っています。

ケージ 開放

 

 

ケージの前方と上部は開くことができます。

普段エサ皿や、はり坊ちゃんを外に出すときは前を開けて出し入れします。

右側に設置しているホイール、SANKO 『サイレントホイール25』はけっこう大きいですが、ギリギリ前方から出し入れできます。

開口部が大きくて使いやすいです。

もちろん手を入れて、床材を替えたり掃除したりの作業がストレスなくできます。

 

ケージ 上から

上部の開放部もけっこう広いですが、あんまり使いません。(笑)

 

 

小屋(隠れ家)・エサ箱・水入れ

 

小屋 エサ皿 水入れ

左から、はり坊ちゃんの隠れ家とエサ皿、水入れです。

商品名はそれぞれ、『ハリネズミののぞいて安心ハウス』、『ハリネズミのふやかし食器』、『マルチ給水タンク』です。

すべて『マルカン』というメーカーのCASAシリーズのものを使っています。

今まで色々使ってみましたが、これらに落ち着きました。使いやすいサイズ感、それにデザイン的に他にはないかわいさがあります。

自分の気に入ったもの、ハリネズミが快適なものならなんでもよいと思いますが、やっぱりハリネズミ専用のグッズに勝るものはないかなぁと感じています。

 

小屋の上に湿気取り

湿気取り

ハウスは屋根の半分を開け閉めできます。

ハリネズミは暗いところを好むので閉めておくのがよいと思われますが、少しでも光に慣れてもらいたいので、普段は開けっ放しです。

家の中で休んでいるはり坊ちゃんをよく観察できます。

屋根の上の奥にはハリネズミ型の湿気取りの陶器を置いています。『カラッとマスコット』といいます。

中にシリカゲルが詰まっており素焼きの表面を通して湿気を吸うそうです。電子レンジで加熱し、水分を飛ばすことで繰り返し効果が持続します。

ハリネズミは湿気に弱いので購入しましたが、普段は小屋の屋根で隠れていたため、正直この写真を撮るまで存在を忘れていました。

部屋全体の湿度を下げるほどの効果ありませんが、、、、かわいいのでそのまま置いておきます(笑)

ダニは湿度60%以上あるとどんどん繁殖するそうです。気休めかもですが、近い空間の湿気取り程度には役立つと思うので、はり坊ちゃんが快適に感じてくれることを信じています(´д`)

 

温度計&湿度計

温度 湿度計

 

忘れてはいけないのが、温度・湿度計です。特に温度はしっかり管理すべきです。

これは家電屋さんで1000円くらいで購入しました。マグネット式なので、金属のケージにくっつきます。

ハリネズミは暑すぎるのも寒すぎるのも苦手です。そして湿気が苦手です。繊細ですね。

好適環境は、温度 23~32℃(最適は24~29℃)、湿度 40%まで、と言われています。

この温度より低すぎると低体温症、高すぎると熱中症になり、冬眠(夏眠)してしまうと命に関わるそうです。

経験として、はり坊ちゃんは、冬に気温が下がって18℃くらいでも元気に走り回っていました。

九州は湿度が高めなので管理は難しいですが、写真のように湿度69%(もしくはそれ以上)でも気にならないくらい元気です。

慣れもあるのかなー。

 

 

通路にレンガ

レンガ

 

はり坊ちゃんはなかなか人に慣れてくれないので、爪切りはほとんど不可能です(汗)

ちょっとでも削れてくれという思いで、必ず通るであろう場所にレンガを敷いています。

ホームセンターで100円もしないものをいくつか置いています。

ときどき穴掘りみたいにレンガをほりほりするので、ないよりはマシかなぁと思います。

 

 

ホイール

サイレントホイール25

 

サイレントホイール25』、これは、はり坊ちゃんには必須です。※ホイールで走らないハリネズミもいるそうです。

夜中に人が寝静まってから、鬼のように走り始めます。毎日一人運動会です(笑)

ハリネズミはそもそも夜行性で、野生だとかなりの距離を移動するらしいです。4km前後の距離を歩き回るといわれています。

注意点がひとつ、、、

 

ホイールの中でおしっこ・うんちをします!!しかもそのまま走り続けます!!

運動するとおなかが適度に刺激されてそのまま排泄を促す、とどこかで聞いたのですが、、、

 

朝目覚めたときにはホイール内は糞尿まみれになっています(泣)

唯一、この毎日のホイール掃除が憂鬱ですが、そこは愛情で乗り切ります!!!

 

 

床材

床材

最後に床材です。大きすぎて、玄関外に置いています。写真は使いかけ(笑)

ウッドチップ、ウッドリター、コーンリター、紙製の床材、、、色々と使いましたが、結局のところ広葉樹のマットに落ち着きました。

一番優先することは、ハリネズミにとって安全な床材であるかどうかです。

針葉樹のチップはアレルギーや皮膚炎を起こしやすいと言われていますし、紙の素材は誤飲すると体内で代謝できません。

実は私が使ってみて好きなのはコーンリターです。ハリネズミが食べても体に害がない、埃が立ちにくい、消臭効果もけっこうある、入替えなどの掃除・手入れも簡単。

なのに、使用しないのには訳があります。

 

コーンリターは値段が高い! ずっと使い続けるにはコストがかかりすぎるように思います。

 

なのでしばらくは、SANKO 白樺・広葉樹チップ(1kg)を使用していました。

安心素材で安価、量も多いです。しかも多くのお店で取り扱っています。ペットショップはもちろん、あらゆるホームセンターにも置いてます。

店頭価格で税込み500円くらいでしたが、最近ネットで買うと330~400円くらいで売ってると気付きました。

 

コスパの鬼商品です!

 

ただ、欠点に思えるのが、チップの細かさです。埃がすごく立ちます。ハリネズミも埃吸うとあんまりよくないみたいなので、チップをふるいにかけて細かいものを除去して使用していますが、毎日やると面倒な作業になります。これさえなければなー。

 

 

あるとき、市内のペットショップ 『GOLD FOREST』 (http://www.gold-forest.com/) の店長さんに床材相談してみると、店頭で使用している業務用の床材は白樺でチップが大きめだという情報を頂きました。

この店長さんは、ものすごく動物愛にあふれていい方です。こちらのお店では購入していないのですが、ハリネズミ飼い始めた頃も、親切に色んなアドバイスを頂いたこともあり、信頼できます。

業務用の同じものを注文できるそうでお願いし、今は上写真の26kg(デカい!!)広葉樹チップを使っております。

26kg 8500円なので、約327円/kgです。 コスパ最強!

チップをふるいにかけて使用するのは前と同じですが、目が大きめなので埃も少なく作業時間が短縮できました。

 

店長さんありがとう!!

 

 

似たような悩みのハリネズミ飼いの方いるかもなので、ネットで購入できるコスパのいい広葉樹チップないか探してみます。

 

 

長々となりましたが、読んでくれた方、ありがとうございました!

次はエサのことを書いてみよう。。。

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