新日本住設にて太陽光発電システム設置!! パナソニック HIT P247 α Plus 48枚!!

更新:2019/02/18
【追記】
記事を公開後、新日本住設の営業担当の方より連絡がありました。会社組織としていくつかグループが分かれており、それぞれで事業形態が異なるようです。
この記事では、契約に関しては「新日本住設 スマートハウス推進部」の営業の方と、設置工事に関しては「新日本住設PLUSIE株式会社 福岡支部」の方により施工して頂いた経緯を記述しておりますので、すべてのグループに当てはまる内容ではないかもしれないということをご理解下さい。
そして、ネット上での新日本住設の評価は、詐欺だとか怪しいと言う声をいくつか見掛けましたが、決してそんなことはなくむしろ善良な会社であると私は信じています。
新日本住設パンフレットより引用
昨日、我が家の太陽光発電設置工事が完了しました。
結論としては、パナソニック HIT P247 α Plus 48枚を、福岡支部として構える新日本住設さん(本社は神戸)に施工して頂きました。
屋根にギリギリいっぱい載せたので迫力があります。
パネルの電池容量は 11.85kW(247W×48枚)、パワコン容量2台分で 9.9kW(5.5kW+4.4kW)のシステムです。HEMSもあります。総額は事情により控えさせて下さい。
パネルの設置はキャッチ工法といって、屋根に穴を開けない方法なので雨漏りの心配は無用です。工法は屋根の種類により異なるのですが、我が家の屋根はガルバニウム鋼板であり、キャッチ工法に適している屋根です。
洗面所の内壁上部に新しく機械が取付けられました。
左側の大きめの箱は、元々設置されていたブレーカーの箱。まん中の正方形の箱は、分電盤(?)。右の縦長の箱は、計測ユニット(?)。あまり理解しておりませんが、基本的に普段触るものではないとのことなのでオッケーです(笑)
洗面所の内壁に新しくリモコンも設置されました。写真左上のやつです。運転にして連携のランプが付いていれば、作った電気を売電する流れになっているとのこと。まぁこれも普段触るものではないようです。
白い四角いの2台はパワコン。洗面所の外壁側に取付けてあります。
我が家は平屋ということもあり、同じ延床面積の2階建て住宅と比較したら、屋根の面積は倍近い広さがあります。
屋根が広い分だけ多くのパネルを設置できるので、日当たりや方角に依存しますが、「いっぱい発電したい!」と考える人にとっては、平屋は最適であると思います。
太陽光発電設置までのお話をしようと思います。
太陽光発電導入の検討 ~新築打ち合わせ時~
私たちが新築打ち合わせしていた時点では、太陽光システム一式も付属した規格住宅で、光熱費ゼロを売りにしたスマートなエコ住宅として、web上やカタログ上で『四季』本体価格 1500万円、太陽光システム 300万円といった表記で販売されていました。(webではいつのまにか太陽光システムの表記が消えています)

詳細な検討をしていなかったため、住宅メーカーが指定した太陽光システムの内訳はわかりませんが、写真を見る限りではパネルの総ワット数は8~10kW未満くらいではないのだろうかと思われます。
家の打ち合わせの際にオプションを付けたり、仕様をグレードアップしたり、いらないものを減らしたりしていましたが、総額の目標金額に近づけるためには太陽光システムを付けないという選択をせざるを得ませんでした。
個人的には付けたかったけど、急ぐものではないし、住宅ローンの返済が膨れ上がるよりはマシだろうとの考えです。
とりあえず、家を建てて、落ち着いてから太陽光のことを考えようと思いました。
太陽光導入の検討 ~訪問販売をきっかけに~
家が建って住み始めてひと月ほど経った5月のある日、見知らぬ作業着のおじさんが家にやって来ました。
「立派で屋根も広くて、いいお家ですねー!太陽光をつけないともったいないですよ!」
訪問販売です。(汗)
ちょっと面倒かもと思いつつ、いい機会なので勉強も兼ねて話を聞くことにしました。
Galileo Corporation(ガリレオコーポレーション)という福岡県の会社で、大分へ営業に来たそうです。
今の装置は性能がいいので、太陽光システム総額をローンで組んで、毎月の支払いは売電収入で十分まかなえるらしいです。つまり手出しはほとんどなく設置できるとのこと。
他にもなんだかんだうまい話にのせられて(ほとんど忘れた)太陽光を付けようという流れになりました。
パネル ビッグバンソーラー Q.PEAK-G4.1 305kW × 28枚のシステム一式で299万円(税込み)です。
さらに、ソフトバンクホークス観戦チケット、空気清浄機、6万円分相当の家電引換券のおまけ付きでした。
契約書にサインしました。(笑)
おまけにつられた感がありましたが、冷静になって、その晩に会社とパネルをネットで調べてみました。
情報がかなり少ないです。(汗)
特にパネルの情報がほぼないので営業のおじさんに問い合わせしてみると、「Qセルズというドイツメーカーのパネルと同一のものだが、システムを日本に合うように当社仕様として販売している」とのことです。
なんじゃそら、あやしい、、、 😥
Qセルズについてググりまくると、比較的安いメーカーだそうで、なんだか不安になってきました。
他にも色んなメーカーを調べていたので、webサイトのバナー広告は太陽光関連ばかりになってしまいました。
そのなかで目にとまったタイナビで一括見積もりをしてみることにしました。なんでも100万以上安く見積もりがとれた人もいるとか。
見積もり依頼は簡単で、名前・アドレス・電話番号・住所の情報と、ご要望に記入して送信するだけです。
私の場合は、ご要望欄に契約したパネルと枚数、総ワット数、総額を記入し、比較検討を依頼する旨を記入しました。
見積もり依頼の結果
タイナビからすぐに返信がありました。
自宅住所に近い会社を3件紹介してもらい、その各社から後日連絡がくるようです。
連絡が早かった順に、
- 新日本住設(福岡)
- 大分県セキュリティーセンター(大分)
- サン・ジャパン(大分)
です。
新日本住設がよかった
タイナビに見積もり依頼をしたのが夜だったので、翌日の日中にまず『新日本住設』の方から電話がありました。
「同程度のシステムでも100万円は低くできます!」とのこと。タイナビやるやん!! 🙄
即刻ガリレオコーポレーションの契約をクーリングオフ手続きしました。 😆
詳細な打ち合わせをするために、メールでやりとりし、屋根の面積・傾斜角・屋根の向く方角がわかる図面を写メで送信し、後に自宅へ訪問してくれることになりました。
2番目に連絡のあった大分県セキュリティーセンターは、営業のおじさんと意思疎通がうまくとれないことが重なり、信頼を損ねたので直接会う前にお断りしました。
最後のサン・ジャパンは、いい印象を持ちましたが、他社との実績の差と、補償制度の関係でお断りしました。
各社とも何度もメール・電話でやりとりし、会って話もしましたが、新日本住設に任せたいと思い契約しました。
営業の方と馬が合ったほか、実績や補償において一番信頼ができ、なおかつ金額が優しかったからです。
新日本住設の実績・補償
新日本住設のこと簡単に説明します。
太陽光発電設備の設置だけでなく、蓄電池、オール電化、住宅設備や注文住宅の事業も行っている会社です。
平成21年に創業し、現在まで10年程度の比較的若い会社ではありますが、太陽光の設置に関してはのべ5000件を越え、Panasonic製品の取扱い件数は西日本No1です。なので、Panasonic製品でお願いすると他社より安くできるようです。
雑誌の『月刊 SMART HOUSE』の特集では、住宅用太陽光の販売店ランキング(2017年)にて第4位にランクインしています。
実績に関しては申し分ないように思えます。施工に関しても、下請けは使わず自社一貫施工を行うとのことで、責任感があるような印象が持てます。
消費者としては気になるのが補償です。設置して終わり、後は知りませんでは困ります。
基本的には、製品のメーカーによる保証がついています。私の契約したPanasonic製のパネルHitやパワコンの保証は以下の通りです。
- モジュール25年保証(パネルが割れたりの故障を補償してくれる。)
- モジュール出力25年保証(パネルが発電能力が低下した際に補償してくれる。10年で81%未満、25年で72%未満の劣化の際)
- 機器瑕疵15年保証(架台や接続関係の補償。)
- パワーコンディショナー15年保証(パネルでの発電した直流電流を家庭使用のための交流に変換する装置。10~15年で交換が必要なくらいの機器だそうです。)
新日本住設では、このメーカー保証とは別に会社独自の補償も存在します。
新日本住設パンフレットより引用
これだけ補償があれば、なにかあっても安心できます。むしろ、ここまで補償がある企業は少ないそうです。
発電シミュレーション補償に関しては、家主のミスで発電のスイッチをOFFにし、売電収入がシミュレーションを下回った際にも、実例として補償がなされたそうです。
営業の方曰く、補償が充実している分だけ他社よりも多少は総額が高くなるとのことでしたが、売電収入のみで約8年とちょっとで支払いが終わる予定です。
毎月支払額は23400円、売電収入の月平均額が29865円(28円/kWh)なので、毎月プラスになる計算です!
我が家は東向きですが、これがもし南向きに建っていれば、もっとどえらい稼ぎになっています。
この通りになればすごいことですよね。 😉
【追記】
売電による所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になり、所得税を支払う必要があります。
その辺のお金がらみの話をよくまとめたサイトはこちら!
それと、この会社は気がきいてるなと思ったのが、わざわざ下のチラシをくれたことです。太陽光は基本的にメンテナンスフリーと聞きますが、全くなにもしないのも不安ですよね。こういったチラシを頂くことで会社の親切心を感じますし、なにより、何かあったら遠慮なく相談してもよいという安心感が得られます。
【追記】2018/10/31
チラシの画像消しました。
会社の業務形態が変わった(工事・メンテナンス部門が独立した?詳細を忘れました)ようです。
それに伴い、以前までと違って、太陽光のメンテナンス内容によっては有償・無償のものがあるとのこと。
新日本住設 Group のどの部門との契約かによってもメンテナンス内容が異なるかもしれません。
正確なことは、それぞれの契約時に確認して下さい。
ついでに補助金の情報も教えてくれました。
見たら分かるけど、大分市の申請めんどくせぇ!!!
なんの書類が必要かピンとこないものばかりな印象です 😥
設置工事当日
契約から1ヶ月半後くらいに工事することになりました。今は工事が立て込んでるそうで、遠方から助っ人作業人が来てくれました。
当日は車が2台で、2人組(福岡と広島から)と3人組(神戸から)の計5人が来てくれました。
2人組は主に家の中と外回りで配線や機器の設置を、筋肉ムキムキの3人組は屋根の上でパネルの架台や設置を行っていました。
朝の9時に始まり、パネルの設置が終わる頃が昼過ぎ13時くらい。3人組は先に帰りました。
残る2人組は最後まで16時30分くらいまでと、休むことなく作業をしてくれました。
作業に来たみなさんはハキハキしてさわやかで、説明も分かりやすくとても気持ちがよかったです。
お昼休憩中に大分の唐揚げととり天を差し入れしましたが、喜んで食べてもらえました。みなさん仲よさそうに談笑してて、会社の雰囲気の良さも感じ取れました。

残るものは、売電先の九州電力へ申請が太陽光システム設置に関して国の認定が必要のようですが、時間がかかり、私の場合は早くて12月に終え、その時点から太陽光システムを稼働できるようです。
設置から発電開始までの流れ【追記】
2018年10月13日現在、新日本住設より『発電遅延に関するお詫び』とした内容の通知が届きました。
どうやら、太陽光発電システムを設置・稼働するにあたり国の認定の取得が必要のようです。
我が家の進捗状況として、現在、JPEA代行申請センターへ申請提出中となっているとのことでした。
まぁあらかじめ営業の方より、「申請の関係でシステムが稼働できるまで数ヶ月かかる」とは聞いていましたので特に不満はないです。
しかし、改めてこの通知が来たと言うことは、「さらに遅れると言っているのか?当初通りに遅れますよって再度言ってるのか?」それが文面から読み取れなかったので、別の意味で不安が残されました(´д`)
以下に簡単に説明された流れを記載します。
【発電開始までの流れ】
《現地調査》
↓
《各電力会社への申請》《登記簿謄本申請》
↓
《事業認定申請》 JPEA代行申請センターへ新日本住設株式会社より申請
※国の新FIT制度改正、新システム導入に伴い、設備認定審査に3ヶ月以上時間を要しております。
詳しくは、経済産業省 資源エネルギー庁 HP『なっとく!再生可能エネルギー』をご確認頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
↓
事業認定の許可が下り次第、各電力会社へ認定通知書を新日本住設株式会社から提出致します。
↓
各電力会社から発電開始のご連絡が新日本住設株式会社、またはお客様へ入り、発電開始となります。新日本住設株式会社 送付状より抜粋
とにかく連絡あるまで待つしかないですね 😕
太陽光システムが稼働開始したのでリンク貼ります↓↓

まとめ
太陽光システム設置において注意点と感じたことをまとめます。
- 訪問販売に注意。(営業職の人件費がかさむ為か、総額は割高)
- 見積もりと比較は必須。(同じシステムでの値段相場比較と他社との値下げ交渉するためです)
- 新日本住設は信頼できるし、太陽光パネルに関してPanasonic製品は優秀。(それを証明するために、今後発電状況を投稿していきたい)
- 設置において損したくない人は、ネットでよいので納得いくまで調べ上げましょう!金額だけでなく補償も大切です!
太陽光がらみの信頼のおける情報って本当に少ないから、色々と不安になりますよね。
自分の契約が最適解を導けているかは分かりませんが、この経験が誰かの足掛かりになっていれば、、、と思います 🙂
初めまして!
丁度今まさに新日本住設さんで太陽光の見積もりをお願いしていまして、すごく参考になります!
うちは9.45kwでパネルがシャープで42枚のせることになってパワコンも2台なんですが、見積もり338万で高いなーと思っていたところこちらの記事を拝見して、うちよりかなり安い!!と驚いています。ちなみにうちはモニターの訪問販売で新日本住設さんが来られたので、高めの金額で出してるのかなぁと思ったりしています。。何かのキャンペーンで値引きしてくれたとかですか?
初めまして!
当ブログを読んで頂きありがとうございます!
更新をサボっていたため(笑)返信が遅くなり申し訳ございません。
ご質問に関してのお答えになりますが、キャンペーンでの値引きではありません。
しかし、私の契約した見積もりの明細上では、設置工事費用がキャンペーン値引きという形で0円になっています。
営業の方曰く、キャンペーンうんぬんではなく、初めから工事費0円にするというということでした。
このへんの会社の内部事情はよく分かりません。すみません。
ここからは私見と経験になります。
記事には書ききれておりませんが、商談していた際に、他社の見積もりを用意して比較し、値引きの交渉をしました。
他社との話を交えて、もう一声ほしい(安くして!)を繰り返しました。
商談日が月末でして、結局のところタイミングが良かったのか、「契約数が欲しいので、今日契約してくれたらギリギリまで値引きできる」が決め手になりました。
営業の方曰く、儲けがほとんどないそうです。(汗)
企業への配慮のため詳細な値引き額は差し控えさせて下さい。
ヒロトママさんの見積もりでのパネルの型番は何でしょうか?
正直なところ、私はシャープ製品を検討していないため何も分かりません。
例として、我が家に取付けたパナソニックのパネル『P247α plus』はカタログ上で1枚当たり146,000円。少し性能の良い『P252α plus』は174,000円。3万円も差があります。
これが40枚あると、単純計算で3×40=120万円の差があります。
パネルひとつの違いでも総額は全然違ってきますよね。(実際は枚数が多いほど値引きしやすいようです)
他にはどんなパワコンを使っているか、どんなケーブルを使用するか、家がどんな屋根でどの工法を行うか(技術料と思って下さい)で総額が前後すると思います。
独断ですが、考えるべきは結局のところは収支のバランスなのではないのかなと思います。
総額が気になる気持ちは私も同じでしたが、売電効果の高い日当たり・パネルで、ある程度の短い期間で初期投資が回収できれば、例え高額でも問題ないと考えます。(それでも安いにこしたことはないですが、、)
それに、消費者の漠然とした様々な不安を払いのけ後押しするかのように、新日本住設では充実した会社独自の補償があるため、任せることができると判断しました。
総額と補償も併せて、総合的に判断できれば納得いく買い物ができると思います。
新日本住設は訪問販売の部門もあり、そこでの契約は割高になると聞いた気がします、、、(あやふやな記憶ですみません)
訪問販売の人件費は、どの会社であれ高いようです。
長々と、ご質問以外のことも説明してしまい失礼致しましたm(_ _)m
ヒロトママさんが後悔のない買い物ができるようお祈り申し上げます。
大変丁寧なお返事ありがとうございます!本当に参考になります!営業さんからも連絡がありまして、やはり訪問だとネットの相見積もりよりも高くなってしまうとのことでした。が、こちらのブログの内容を色々と参考にさせていただいたお陰で納得のいく価格まで交渉できました!パネル型番や方角、契約に至るまでの流れ、本当に助かりました!ありがとうございます!(^o^)