日田のうどん屋 『熊八』の味

更新:2018/12/01
私の実家は日田市にあります。
今年の初め頃に祖母(故 100才)が亡くなったので、今回はばあちゃんの初盆のために帰省しました。
大分市から日田市まで自家用車を使うと、下道で約2時間ちょっと、高速だと1時間程度かかります。
下道でのんびり帰ろうとしてましたが、大分市内から出る前に、ひどい渋滞に引っかかってしまったため、横道に抜け途中から高速に乗りました。
お盆はどこ行くにも人が多いですね 😕
8月13日(月)、この日は日田市が九州地方での観測史上最高気温の39.9度を記録しました。
暑い(´д`) インフルエンザ時の体温かいな、、、
高速を降りて日田に着いたのは13時前くらい、お腹は空いたけど暑さもありガッツリ食べるほどの気合いもありません。
うどんくらいがちょうどいいかな、と実家への帰り道にあるうどん屋さん『熊八』に行くことにしました。
場所:大分県日田市大字三和天神町157-2
日田インターを降りて、信号を左折、そのまましばらく直進していると右側に大きな看板があるので分かります。
建物はちょっと古めの民家のようで、夏場は日除けのせいでのれんが見えず、お店感がありませんね。
駐車場には車が5~6台停められる程度でしょうか、ギリギリ入れました。お客さんも満員です。料理を待ってる間も次々にお客がきます。
私はよく知っているお店ですが、高校卒業以来、来店するのは初めてです。十数年振りになります。物心ついた時からあるし、もう30年以上は続いているのではないのでしょうか、、、
子供の頃は家族で来てたし、特に父親とふたりでよく来てました。懐かしい思い出があります。
うどんはもちろん美味しいです。しかし、知る人ぞ知るメニュー、、、
コロッケがうまいですよ!!
まだ売っているのかソワソワしてメニュー表を見ているとちゃんと残っていました。
よかったよかった。
コロッケは当時と変わらずひとつ50円でありがたいです。先にコロッケが揚がりました。
昔と変わらずの安定感。見た目はふつう、中身はオールジャガイモ(だと思います)、ドシンプルのド直球です。
しかしこれがうまい!!なぜだか分からない!
子供の頃は店で5枚くらい注文し、持ち帰りに10枚くらい頼んで、帰りの車中で平らげてしまうほどのコロッケモンスターにさせられました。
私の思い出補正とひいき目があるかもしれませんが、50円と安いし、疑う人は食べてもらいたいものです。
小学生の時に聞いたら「このコロッケは業務用の冷凍食品ですよ!」と定員さんが衝撃の一言を発したのを鮮明に覚えていますが本当かいな 😮
そろそろうどんの話します。(笑)
席の手元に天かすととろろ昆布が置いていて自由に入れてよいことになってます。
私は決めきれなかったので、色々入っている『熊八うどん』880円。
日々持ち歩くメジャー(笑)によると器の大きさは約21㎝、大振りです。
山芋のとろろ・ごぼう天・わかめ・甘辛の牛肉・ネギがもりもりに盛られています。
麺はコシがあまりないタイプで、かといってダルダルでもありません。もっちり柔らかという表現が近いでしょうか。(九州のうどんは基本的にコシがないと思います。)
子供時代よりはさすがに舌が肥えたと自負しておりますが、今食べることで気付いたことがあります。
このうどんはすごく計算されていると!
ごちゃ混ぜにしながら食べるのをオススメします。
最初に汁を飲むとやさしい出汁の効いた良い味が、徐々に具材の天ぷらの油や肉汁・煮付けのしょうゆ味、とろろのヌルヌルが混ざり合って、麺と汁の絡みが良くなってゆくとともに絶妙なバランスにより味わいが増していきます。
汁まで全部飲んでしまった!
嫁は『おろしうどん(冷)』720円。
冷やし時間があるためか、少し遅れて出来上がりました。
生卵が付いてます。
嫁は「今までのおろしうどんで一番うまい」と言っておりました。
ごちそうさまでした!!
大将の体調の続く限り、末永く営業してて欲しいです。
次回挑戦できるなら、コロッケうどん(写真ではうどんにコロッケ2枚乗ってる)食べてみたいけど勇気がないなぁ。
追記(2018/12/01)
日田に寄ってご飯屋さんに迷った時は、ほぼほぼ熊八に来てしまうなぁ 🙂
『コロッケうどん』注文してみました!
言うても「コロッケとうどん」なんですが、それぞれがうまいので一緒でももちろんうまい!!
汁の染みたコロッケもひと癖あっておいしい 😳
それとは別に、『野菜あんかけうどん』です。
食べ終わるまでずっと熱々だった!!
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